第59回 2023年5月28日

『大阪府富田林市の寺内町と周辺の石造美術』

富田林市は今から約450年前、戦国時代の最中に興正寺別院を中心に宗教自治自衛都市・寺内町として開発され発展しました。
富田林市中心部の旧市街地には江戸時代中期以降に建てられた民家(商家、町家)が約40軒、往時の姿そのままに保存・継承されて、伝統的建築物群保存地区に認定されています。
富田林市の町歩きと建築物・石仏・石塔などの文化財を楽しみましょう。

見 学

富田林寺内町・伝統建築物群保存地区 散策
旧杉山家住宅〔国重要文化財〕
浄谷寺石造地蔵菩薩立像〔大阪府指定〕(応長元年銘)
板持石造十三重塔〔国重要美術品〕(文保三年銘)
佐備三重宝篋印塔(凝灰岩)


日 時

2023年5月28日(第4日曜日) 午前10時20分


集 合

近鉄富田林駅 南改札口前


参 加 費

6,000円(拝観料、昼食代、タクシー代、他)
昼食は「さくら食堂」を予約しています。


解 散

4時頃 近鉄富田林駅


申 込

申込は終了しました。
申込み・問合せは、こちらからお願いいたします。
※ 次回予定 8月27日(第4日曜日)大阪市平野区方面を予定しています。



第58回 2023年4月23日

『滋賀県湖南市の石造美術と善水寺』

湖南市には奈良時代に建立された天台宗の寺院で本堂や三重塔が国宝に、その他多数の建造物や仏像等が重要文化財に指定されている善水寺があります。また、鎌倉時代から室町時代にいたる変化にとんだ石造美術の数々は、私たちを愉しませてくれます。
何度か訪れている場所、初めて出会う石造美術、時代の異なる二つの不動磨崖仏との出会い。 どれがあなたにとって一番の興味の的になるのでしょうか。

見 学

廃少菩提寺跡〔国史跡〕・石造多宝塔〔重文〕(仁治二年銘)・三体地蔵石仏(鎌倉後期、室町初期)・閻魔石像(室町後期)
菩提禅寺・阿弥陀如来立像〔重文〕鎌倉時代・地蔵石仏〔市指定〕(室町中期)
八王子神社・石燈籠(貞治四年)・石鳥居(室町時代)
正福寺・石燈籠(室町時代、無記名)・塚山古墳
永厳寺跡宝塔〔市指定〕(鎌倉後期)
善水寺・本堂〔国宝〕(南北朝時代)・仏像多数〔重文〕・不動石仏龕(鎌倉)・石燈籠残欠(鎌倉)
不動寺・不動磨崖仏(建武元年)
花園不動明王磨崖仏〔市指定〕江戸時代


日 時

2023年4月23日(第4日曜日) 午前9時バス出発


集 合

J京都駅アバンティ前ターミナル 午前8時50分


参 加 費

8,500円(拝観料、マイクロバス代、昼食代、他)
昼食は和食処「良樹」で花籠御膳を予約しています。


解 散

5時30分頃 京都駅バスターミナル


申 込

申込みは終了しました。
問合せは、こちらよりお願いいたします。
※ 次回予定 5月28日(第4日曜日)富田林市の寺内町・伝建地区と周辺の石造美術



第57回 2023年3月26日

『大阪府河南町の桜と石造美術を訪ねて』

大阪府の河南町や千早赤阪村は古墳が点在し、古い歴史を持つ地域です。弘川寺は「願はくは花のしたにて春死なむ そのきさらぎの望月のころ」と詠んだ平安時代末期の歌人・西行法師がその歌の通り、桜の季節に生涯を閉じた地として知られています。陰暦では如月は2月、望月は満月の日をさします。また旧暦(天保暦)では令和2年は閏年で2月が2度あり、閏2月の望月は4月5日になります。葛城山麓の春に、石造美術だけでなく、桜も楽しめるとよいのですが。

見 学

高貴寺〔府指定史跡〕 十三重層塔〔重美〕(永仁五)・宝篋印塔〔重美〕(鎌倉)・石燈籠四角型(応永二)/持尾展望台 大阪平野が見渡せる展望施設。大阪府の桜の隠れ名所だそうです。/寛弘寺神山墓地 五輪塔〔府指定〕(正和四)・層塔(鎌倉、凝灰岩)/弘川寺〔府指定史跡〕 西行法師永眠の地・樹齢350年余の海棠〔府指定天然記念物〕/森屋墓地 五輪塔2基・寄手塚(鎌倉後期)・身方塚(南北朝前期)/千早墓地 五輪塔(鎌倉後期)


日 時

2023年3月26日(第4日曜日) 午前9時バス出発


集 合

JR新大阪駅新幹線前口1階 バスターミナル前 午前8時50分


参 加 費

8,500円(拝観料、マイクロバス代、昼食代、他)
昼食は「グリル愚留芽」でランチを予約しています。


解 散

5時30分頃 新大阪駅


申 込

25名 (先申込順と致します)また、こちらかの申込みは、2023年3月10日頃
申込みは問合せよりお願いいたします。
※ 次回予定 第58回 4月23日(第4日曜日)京都市北区大森と右京区京北に石造美術と残り桜を訪ねる


第56回 2023年2月26日

ダウンロード
【案内】石造美術勉強会 第57回
石造美術勉強会 第57回 大阪府河南町の桜と石造美術を訪ねて.pdf
PDFファイル 147.9 KB

『依水園・寧楽美術館と元興寺・ならまちを訪ねる』

900号で尼﨑先生が「曲水の宴」の「蛇籠」で、依水園に寄贈された雛人形を紹介され、その美しい写真に是非一度拝観したいと話題になっていました。元興寺は例会でも何度か訪れていますが、今回は元興寺の石造品と旧境内に発展した〝ならまち〟の文化も楽しみましょう。奈良町のご案内は藤岡建築研究室の藤岡龍介氏(古材文化の会)にお願いしました。

見 学

(全行程3.8㎞徒歩の予定ですが、街中ばかりで坂道はありません)
依水園庭園〔名勝〕・寧楽美術館、元興寺極楽坊(極楽坊には多くの国宝や重要文化財がありますが、今回は建物外部からのみの見学になります)、元興寺塔跡 東塔跡礎石〔史跡〕石燈籠(正嘉元)、小塔院宝篋印塔(鎌倉後期)、藤岡家住宅〔重文〕(現在非公開ですが特別拝観をお願いしています)、奈良町宿・紀寺の家


日 時

2023226日(第4日曜日)


集 合

近鉄奈良駅 東改札口前 午前9時30分


参 加 費

7,000円 (昼食代込「栗ならまち店」で収穫祭御膳3,500円を予約しています)


解 散

4時頃 ならまち紀寺町


申 込

申込みは終了しました。
問合せよりお願いいたします。


ダウンロード
石造美術勉強会 第56回 依水園・寧楽美術館と元興寺・ならまちを訪ねる.pdf
PDFファイル 132.1 KB

過去(2020年~2017年)の石造美術勉強会の情報