第53回 2019年11月24日

『京都市洛南 桂川周辺からから善峰寺』

京都駅から西南へ、安楽壽院には平安期の石仏と鎌倉期の五輪塔が残されています。その西南の下鳥羽には八角の石造宝塔があります。桂川を越え、綾戸国中神社石燈籠や五社神社の石燈籠などを見ながら西山の善峰寺を訪ねてみましょう。善峰寺は西国三十三ヵ所第20番札所で、遊龍の松(天然記念物)で知られていますが、鎌倉時代の宝篋印塔〔府指定〕や五輪塔も残っています。西山を染める紅葉に出会えるかもわかりません。

見 学

安楽壽院 ・弥陀三尊石仏 平安時代後期 ・五輪塔〔重文〕鎌倉時代中期
法傳寺 ・八角宝塔 室町時代
香泉寺 ・五輪板卒塔婆(菅原是喜卿墳墓)鎌倉時代?
綾戸国中神社 ・石燈籠 南北朝時代
五社神社 ・石燈籠 (中台より上南北朝時代) ・宝篋印塔(検討の余地あり)
桂地蔵寺 ・宝篋印塔(鎌倉後期)
善峰寺 ・宝篋印塔〔府指定〕鎌倉時代後期 ・五輪塔3基 鎌倉時代


日 時

2019年11月24日(日) 午前9時


集 合

京都駅南口 アバンティ前バス乗り場   マイクロバス乗車(ケイルック)


参加費

6,500円(バス代・拝観料・保険料・事務費)
※ 昼食はサイゼリヤ牛ケ瀬山柿店で各自お好きなものをどうぞ。


解 散

京都駅  5時30分頃


申 込

お問い合わせください。
お申込みの際は、連絡先の情報をご記入お願いします。
募集人数 先着21名
※締切:11月19日まで。


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第53回 桂から善峰寺(石造美術勉強会).pdf
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第52回 2019年10月27日

『奈良県五條市 榮山寺と市内の石造美術』

榮山寺は古い歴史をもち、数々の国宝や重要文化財を有する寺です。
この榮山寺で10月25日から本堂・薬師如来坐像〔重文〕や八角円堂〔国宝〕、内陣の装飾画〔重文〕などが特別公開されます。
この機会に榮山寺を訪れてみましょう。

見 学

榮山寺山内 〔国宝〕八角堂・附 旧石露盤残欠(宝珠)一箇・梵鐘
〔重要文化財〕七重塔・八角堂内陣装飾画・木造薬師如来坐像・木造十二神将立像12躰・石燈籠
宇智川磨崖仏〔史跡〕講御堂寺石灯籠〔市指定〕西福寺地蔵六面石幢〔市指定〕
金剛寺一石五輪塔及び五輪塔群〔市指定〕金剛寺(関西花の寺二十三番霊場)


日 時

2019年10月27日(日) 午前10時


集 合

近鉄橿原神宮前駅 中央改札口前   マイクロバス乗車(佐原自動車)


参加費

8,000円(バス代・拝観料・昼食代・保険料・事務費)
※ 昼食は「レストランよしの川」で予約します。


解 散

橿原神宮前駅 5時30分頃


申 込

※終了しました。。
お申込みの際は、連絡先の情報をご記入お願いします。
募集人数 先着20名
※締切:終了しました。


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第52回 五條市榮山寺他石造美術.pdf
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第51回 2019年9月22日

『奈良県 黒滝村と天川村を訪ねる』

近畿の屋根と呼ばれる大峰・大台の山々がそびえる黒滝村や天川村は、役行者に始まるという修験の行場や遺跡が点在し、後南朝の哀話を残しています。
黒滝村には鳳閣寺宝塔〔重文〕(正平二十四年)があります。まずこの塔を拝観しましょう。
天川村は修験の山大峰の登山口として古くから知られています。天河弁財天社はもと天安河宮と称し、空海の大峰修行の根拠地ともいわれ、修験道の隆盛とともに栄えました。
龍泉寺は大峰山を開いた役行者が洞川で泉を発見し、八大龍王を祭ったのに始まります。修験道を中興した聖宝の再興になる、大峰登拝の水垢離(みずこり)を取る行場でした。昭和35年までは境内は女人禁制だったそうです。
洞川(どろかわ)には古い町並みが残されています。名水豆腐を購入される方はクーラーを、ごろごろ水を汲まれる方はボトルをご持参ください。

日 時

2019年9月22日(日) 午前9時30分


集 合

近鉄橿原神宮前駅 東出口 マイクロバス乗車(佐原自動車)
※ 京都駅発8:06 →橿原神宮前着9:18
  新大阪発8:18 →御堂筋線なかもず行 →近鉄阿部野橋
  近鉄阿倍野橋発8:50 →橿原神宮前駅着9時29


参加費

6,000円(バス代・拝観料・保険料・事務費)
※ 昼食は「道の駅 吉野路 黒滝」で各自とっていただきます。


解 散

橿原神宮前駅 5時30分頃


申 込

※終了しました。。


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第51回 黒滝村・天川村石造美術.pdf
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第50回 2019年7月26日~7月28日(一泊二日)

『神奈川県箱根・小田原の宝篋印塔、五輪塔、石仏巡り』

史跡美術同攷会の例会で平成19年に箱根石造美術のいくつかを拝しました。今回は、嘉津山理事が「関東式の宝篋印塔名品を中心に巡る」という企画をたててくださいました。
箱根の観光地も訪れ、箱根登山鉄道にも乗ってみましょう。
石造品は山の中にあることもあります。歩きやすい服装でお出かけください。

見 学

27日
箱根関所跡/賽の河原/興福院宝篋印塔/伝曽我兄弟墓五輪塔/伝虎御前墓五輪塔/六道地蔵磨崖仏/箱根山二十五菩薩来迎磨崖仏/伝多田満仲墓宝篋印塔/応長地蔵
28日
伝曽我祐信墓宝篋印塔/餘見寺宝篋印塔/大見寺宝篋印塔/塔ノ沢阿弥陀寺宝塔


集 合

27日午前10時40分 東海道新幹線小田原駅 改札口前
※ 小田原駅前よりマイクロバス乗車(10時40分時間厳守)
※ ひかり512号東京行き 新大阪発8:16→京都駅発8:32→小田原駅着10:35


参加費

3万円(バス代・宿泊費・拝観料・保険料・昼食1回 込)
※ 宿泊は国民宿舎箱根強羅温泉です。
(20名を満たすと貸し切になりますが、2・3名の一室となります)


解 散

28日、小田原駅18時頃


申 込

※終了しました。。
お申込みの際は、連絡先の情報をご記入お願いします。
募集人数 先着20名
※締切:HPからの申し込みは六月二十五日まで
振込み番号を連絡します。入金確認をもって手続き完了と致します。振込先は、お申込み受付時にお知らせします。
参加申込記入項目
お名前、生年月日、連絡先住所、電話番号、E-mail をご記入ください。
※ 参加申込の際に生年月日をお知らせください。旅行保険加入に必要です。


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第49回 2019年5月26日

『北河内の四条畷市・大東市・東大坂市の石造美術を訪ねる』

〝野崎まいりは、屋形船で詣いろ・・・どこを向いても菜の花畑・・・〟と野崎小唄に歌われた野崎観音は天平勝宝年間、行基が十一面観音を刻んで当地に安置したのが始まりと伝えられる古刹です。江戸時代には婦人病と子授けの御利益があるとされ、庶民信仰の場として隆盛を極め、今も参詣者が絶えません。
野崎観音の石段下には東高野街道が石切りへと続いています。今回はこの道に沿って永仁の年号を持つ三基の層塔を訪ねます。
三昧尾は車では入ることのできない生駒山の中腹です。降りばかりですが1時間ほど歩くことになりそうです。しっかりした足元で参加してください。

見 学

慈眼寺(野崎観音)・九重石塔〔大東市指定〕永仁二年銘 逢坂五輪塔〔府指定〕延元元年銘
住吉神社・石槽〔府指定〕鎌倉時代 ・十三仏
龍間地区・地蔵菩薩立像〔大東市指定〕延徳二年 ・一石二段六地蔵板碑〔大東市指定〕永禄十年 ・一石十三仏板碑〔大東市指定〕
観音寺十三重石塔〔東大阪市指定〕永仁二年銘 三昧尾十三重石塔〔重美〕永仁七年銘


集 合

22019年5月26日 午前9時30分 JR片町線 四条畷駅 改札口前
※ 京橋駅(片町線2番乗場)より学研都市線が多数あります。


解 散

4時30分頃 近鉄石切駅(下り道を歩くことが苦手な方は石切劒神社へバスを回します。ただし、三昧尾層塔は拝観できません。また、豪雨の場合は三昧尾層塔の拝観はやめて石切劒神社を参拝します)


昼 食

野崎観音近辺で食事場所を探します。


参加費

6,500円(マイクロバス代・拝観料・他)


申 込

※終了しました。。
お申込みの際は、連絡先の情報をご記入お願いします。
募集人数 先着27名
※締切:HPからの申し込みは五月十五日まで


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第48回 2019年4月28日

『狛坂磨崖仏へハイキングする』

狛坂磨崖仏へ行きたいという声が多くありました。狛坂磨崖仏までの道は竜王山から峯伝いに向かうコースか、大津の上桐生から林道を歩き「出合」からのぼるコースなどがあります。今回は石山駅から路線バスを使い、桐生辻から川沿いに登り、狛坂磨崖仏から「逆さ観音」に寄り道し、上桐生に下るつもりです。上桐生からは草津行の路線バスが1時間に1本出ています。

集 合

2019年4月28日 JR石山駅発帝産バス ミホミュージアム線
午前10時10分発に乗車します。桐生辻下車10時48分
桐生辻より川沿いにゆるい登り1時間。磨崖仏より上桐生までは1時間30分ほどの道のりです。


解 散

3時頃上桐生バス停より草津駅行きバスに乗車


昼 食

弁当、茶、雨具持参の事


参加費

500円(保険代・他)


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第47回 2019年3月24日

『大津市富川磨崖仏と草津市の石造美術』

富川磨崖仏は正式には阿弥陀三尊不動明王磨崖仏といい、狛坂磨崖仏と並び近江を代表する磨崖石仏です。花摘寺という優雅な呼び名の寺跡は、白鳳期の寺院跡として、草津市の指定文化財になっています。富川磨崖仏から花摘寺跡、この間にある石造美術の幾つかを訪ねる企画を立ててみました。

見 学

富川磨崖仏(応安2年)/西方寺・薬師石仏(永正7年)・宝篋印塔(南北朝初期)/浄土寺・宝篋印塔(鎌倉時代)/無量寿寺・宝篋印塔〔市指定〕(正安4年)/花摘寺跡〔史迹〕/志那神社・宝塔〔市指定〕(南北朝時代)/浄運寺・柱の基礎(近江式装飾文様)/惣社神社・宝塔(鎌倉時代中期)/三大神社・石燈籠〔重文〕(正応4年)


集 合

2019年3月24日 午前8時50分 京都駅バスターミナル(アバンティ前)
※ バス出発 午前9時


解 散

5時30分頃 京都駅八条口 


昼 食

草津市で食事場所を探します。


参加費

7,000円(マイクロバス代・拝観料・他)


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第46回 2019年2月24日

『西宮市内一円の石造美術』

西宮えびす神社や甲子園球場で知られる西宮市ですが、市域は南北に長く、南は大阪湾に臨んで、酒造工場を中心に工業地帯が続き、北部は六甲東麓の緑の中に、甲山を中心とする行楽地やゴルフ場が広がります。また鉄道の発展により、沿線に衛星都市化が進み、スポーツ施設や大学・美術館など文教施設が多くあります。そんな西宮市内で、今回の見学場所はあまり知られていない西宮市内の石造美術をめぐります

見 学

浄橋寺・五輪卒塔婆〔市指定〕(応永十六年)・五輪塔〔市指定〕(南北朝前期)・五輪塔2基(鎌倉後期)・石造露盤〔市指定〕(鎌倉後期)・宝篋印塔塔身(南北朝)・銅鐘(寛元二年)/宝塚市八王子神社・種子板碑〔市指定〕(正応三年){波豆流紋岩}/鷲林寺・石造七重塔〔市指定〕(鎌倉時代)/越木岩神社・磐座甑岩/ 海清寺・無縫塔(応永十七年頃)/極楽寺・弥陀石仏1躯〔市指定〕/岡太神社・層塔2基(鎌倉後期)(伝平重盛供養塔)/上鳴尾墓地・十三重石塔(伝佐々氏供養塔)


集 合

2019年2月24日 午前10時 JR福知山線 生瀬駅 改札口前
※ 生瀬駅は宝塚駅の次の駅です。快速は停車しません。    大阪駅9:00発新三田行&9:15発新三田行があります。
※ 生瀬駅より徒歩6分浄橋寺、拝観の後浄橋寺よりマイクロバスを利用します。


解 散

5時30分頃 JR西宮駅 


参加費

6,000円(マイクロバス代・拝観料・他)


昼 食

宝塚駅近辺で食事場所を探します。


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第45回宝塚市千刈水源地(石造美術勉強会).pdf
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過去(2018、2017年)の石造美術勉強会の情報